ガラスのアレ？あんなの実験器具じゃないすかwww
揺れる焔も味わい深い、粋なあなたに陶製ランプ。

昭和な皆さんはご存知ないかもしれませんが、昨今の理科室からはアルコールランプが姿を消しつつあるんです。
そう、「危ないから」というコトナカレな方々お得意の理由ですよ例によって。
この際ですから言っちゃいますけどね、アルコールランプ程度の危険も御せないよーな子たちを量産してどーすんですかと。

ヒトってのは火ぃ使い始めたからヒトになったわけで、火属性のスキル退化させてどーすんですかと。
当店のワックス使うのに火は欠かせないわけで、アルコールランプ使えないとかいう理由で潜在顧客減っちゃったらどーすんですかと。

そんな社会派な問題提起で始まった今回おすすめの商品はこちら、実験器具臭のない粋なアルコールランプです。
かーっこいい！

ワックス造形には欠かせない熱源です。無駄に高級ですけど。

天目って何？

中国の浙江省に天目山という山があります。
昔、ここを本山とするお寺では座禅の眠気防止に抹茶を喫むのがブームだったんですが、そのとき用いられていたのが黒い茶碗でした。
植物の灰に酸化鉄を混ぜた釉薬を鉄釉といいまして、以降、これをかけて焼いた陶器は天目と呼ばれています。^※1
ちなみにそう呼び始めたのは室町時代の日本の茶人で、中国では窯名から建盞（ケンサン）でした。

ほらほらイカスでしょ？

商品名とか言いたくないもん。銘ですよ銘。
ま、機能美（機能的かつ合理的）という観点から言うと「中のアルコール量が見えねぇ！」という致命的欠点がありますので失格です。 ですが、用の美（機能的かつ心の充足に寄与）という言葉もございます。
内容量が確認できるという機能は失われました^※2が、代わりに得た心理性能は決して小さなものではありません。

よくあるアルコールランプとは一線を画すこの風情、数寄心に訴える何かが乾いたココロをちろちろ刺激しちゃうのです。

ではさっそく。

いえ、まるっきりの冗談ってわけじゃないんですよ？

低カロリーで高タンパクだから基礎代謝アップに効果アリ、抗酸化作用のビタミンEで血液さらさら。皮膚にも良し、別名メンタルの栄養素ナイアシンで精神安定、そんで疲れ目に効くタウリンたっぷり。
しかも噛むことでただれた脳細胞にイイ感じの活が入るって寸法ですからもう完全に造形のお供、クリエイターズサプリです。

「ホットペンじゃスルメ炙れないんすよ。」

といった理由からも、アルコールランプは必ず備えておくべきアイテムですね。

念のため使用上の注意

本項導入部でお話しいたしましたように、今後アルコールランプの使い方がわからない方が増えるかもですので一応使い方などを。箇条書きですけど。

そういえば。

スパチュラも炙れます。