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3Dプリントサービス デジモデ

ロウなのに粘土っぽい!
ワックス造形のハードルを一気に下げる
入門用マテリアル


3Dプリンタ。流行ってますね。
各方面、なんだかデジタルじゃないとモノ作れませんよ、
くらいな勢いでプッシュされてるシーンをよく見かけます。
そりゃ超便利ですし、今後の革新みたいなトコも期待できますし、
その魅力を否定するものではありません。
ですが、どんなに夢あふれていても、数ある造形手法のひとつにすぎないのも事実です。
ブームのはるか以前から3Dプリントサービスやってるウチが言うのもなんですけど、
造形スキルのパラメータをデジタルに全振りするのは得策とは言えないかもですよ?
実際、弊社でも各種商用原型製作にあたって全部が全部3Dプリンタでやってるわけではありません。
だって別の手法を使った方が安かったり早かったり簡単だったりすることなんていくらでもありますからね。
手法なんて目的や条件に応じて、適材適所なノリで臨機応変にチョイスできた方が幸せだと思うのです。

そんな立ち位置からブームに逆らう形でロックにご紹介させていただきますのが
今回の商品、カグラワックスです。
  • オススメ
商品コード:
kgrwax120med~kgrwax120sft

カグラワックス 120g

販売価格(税込):
1,980~3,600
関連カテゴリ: 便利アイテム
  • 硬さ:
数量:

使われ続けて1000年の貫禄。合理主義の職人が今も選ぶ実戦材料。

いわゆるワックスという材料、造形の世界ではとんでもなく長い歴史を誇っておりまして、
日本でも奈良時代にはすでに仏像や香炉、文鎮などの原型用として使われていました。
それからざっと1300年、造形に携わってきた先達は代々改良を重ね続け、
その遺伝子は21世紀の今も各工房に脈々と引き継がれているのです。大げさに言うと。

仏像・五鈷鈴・香炉


1000年以上使われ続け、3Dプリントがこれだけメジャーになった今もなお、
雑貨に玩具に宝飾に義歯に機械部品に美術品にと、世界中様々なジャンルで絶賛活躍中の現役マテリアル
それがワックスなのです。
何故かと問われれば理由は簡単、これを使った方が合理的なシーンがたくさんあるから。
プロは生活がかかっていますからそのへんとってもシビアで、
慣れとかノスタルジックな気分とかは継続使用の理由にはなりません。
製作現場における必然の材料として、それぞれの工房では今なお独自調合の
オリジナルワックスが使われ続けています。
もちろん弊社でもワックスを有用なマテリアルとして、目的に合わせてアップデートし続けてきました。
が、正直職人向けといいますか、製作対象に細かく特化したピーキーなものが多く、
これらを使いこなすにはそれなりな技量を要すると言わざるを得ません。

・・・と、長い前置きにお付き合いいただき恐縮ですが、ここでようやく本題。
今回一般的な造形向けとして商品化するにあたりまして、
扱いやすさと汎用性を主眼に粘土感覚で使える便利ワックスを作ってみましたので、
みなさんの造形ライフの選択肢に加えていただけませんか?というセールスです。

こねて伸ばして盛って削いで彫って捺して。自由自在の造形スタイル。

蝋を触っているとは思えないくらい、すっかり粘土

ミキシングマシン、三つ編み

温めてこねれば粘土のように扱えます。
同じ蝋でもロウソクの蝋をイメージしていたら驚くほどに別ものです。
引っ張ればそれなりに伸ばせたり、ミキシングマシンにかけられるほどの延性もありますので、
編んだりすることもできます。
そして冷えればカチカチに。温めればまた柔らかくなりますから何度でも粘土感覚で
容易に形状修正が可能です。

貼りつけるだけで盛れる、粘土の当たり前が蝋でも
くっつける、ホットペンで溶接

ワックス同士、くっつけるだけで盛ることができます。
より強固に合体させるには、アルコールランプなどで熱したスパチュラやホットペンなどを使いましょう。
これはもう接着ではなく溶着ですので完全に一体化します。

粘りすぎない硬すぎない、刃物を選ばない彫りやすさ
薄く削ぐ、モーターツールで削る


硬くなった状態ではナイフやチゼル、モーターツールなどで彫刻ができます。
硬いといっても蝋です。刃の通りが良く力要らずですから、スムーズなナイフワークが可能です。
ポロポロ崩れることなく厚切りも薄く削ぐような加工もできるよう、コシも持たせてあります。

拍子抜けするほど簡単、気合い不要の表面処理
ベンジンで撫でると


面をなめらかに磨くのは一般に大変ホネが折れる作業ですが、ワックスはその点でもラクができます。
ベンジン(Zippoオイルも可)をしみ込ませた布などで軽く撫でればツルツルというお手軽さ。
イヤな粉も出ません。
温風で表面を軽く溶かして均してしまうなど、形状に応じて様々な技法が使えます。

これは楽しい、人力ディスプレースメントマッピング
デジモデロゴ凸版と押したもの、シボ革と押したもの


表面を温めた状態で凹凸のあるものを押し付ければ、手軽にマチエールを加えることができます。
温めた状態ではベタつきが低いためテクスチャ元への張り付きが抑えられ、
かなり細かいディティールもシャープに写せます。
先の例にあるようにベンジンで撫でるなどすれば元通りですので、
失敗してもリカバリーは容易です。

布の再現に最適、薄物にも対応できる伸びとコシ
箱組と電池載せた箱、板と布持ってるウィーゴ


薄く延ばしてドレープを付ければ簡単に布状のものも作れます。
ガーゼなどを芯材にして更なる薄さを狙うのもよいでしょう。
写真の例は芯材なしで厚さ1mmちょっとに延ばして箱組みしたものですが、
固まれば意外なほどしっかりしています。
ソフトワックスは薄物造形に弱いという常識をひっくり返す性能です。

液化・固化を行ったり来たり、まさに自由自在のマテリアル
固体・弾性体・液体、注射器で手の形の原型に蝋をたらす


溶かせば完全にさらさらな液状になりますので、
これを活かした様々な加工法や表現を工夫してみてください。
当然溶けたワックスは注型もできますから、よく使う基本形状の型を用意しておくのも便利です。
長く使われているだけあって応用範囲も広く、レジンはもちろんロストワックスでの金属置換、
スラッシュ成形金型の原型
にも使えます。

早くて安くて直感的で。だからワックス。

温めると柔らかくなり、そのままこねれば粘土のようになり、
室温に戻れば固まる
カグラワックス。
柔らかいモードと硬いモードがあるのはパテやクレイと一緒ですが、
その2つの状態を形を保ったまま何度でも、しかも素早く行ったり来たりできるところが決定的な違いです。
固まってしまったら二度と柔らかくならない不可逆性の材料と比べれば、
その自由度は大きなメリットと言えるでしょう。
また単純に値段をみると高いようにも思えますが、他材料への置換が終わったら
溶かして何度も使えますので、実はコストパフォーマンスも断然高いのです。
(そもそも造形現場では時間がかかったりコスパの悪いものは使わせてもらえません…)

斯様に便利なカグラワックス、ひとつ守っていただきたいお作法があります。

使う前に50度ほどに温めてよく練っていただくというだけのことですが、
使い勝手に大きな差がでます。
最初はパサつく感じのワックスも練っているうちに温度が下がり、いい感じの粘土感が出てきます。
その粘土感があるうちに大まかな形を出していくというのが基本的な使い方です。

温める方法は温風をブワー、白熱灯でジワー、など、ほどよく加熱できる方法ならなんでもいいのですが、
塊を小さな温蔵庫(5000円くらいで買えます)で保管しておくとすぐ使えて捗りますし、
ヨーグルトメーカー(これも5000円くらいです)で半溶け程度に加熱したまま
盛り用として準備しておくのもおすすめといいますか、無条件にご用意いただきたいところです。
ちなみにヨーグルトメーカーは50度以上に対応したものをお選びください。


ヨーグルトメーカー、エンボスヒーターで温める


爬虫類飼育用の赤外線ランプで手元を温めながら造形すれば、
距離の調節で温度コントロールしつつ作業できますので、粘土感を長続きさせたい方や、
マテリアルの微妙な感触にこだわる方にはうってつけでしょう。

赤外線ランプで温める


冷やす方法に関しましては、むしろ固まるのを遅らせたいくらいですのでそれほど工夫は要りません。
それでも秒速で固めたいという場面もあるでしょう。
そんな時、殺虫用冷却スプレー(殺虫成分無し)のマイナス80度で一気にカタをつける
せっかちな方を知っていますが、引火性もあることですし、
ボトルにびっしりデザインされた虫も気持ち悪いですし、お試しの際は自己責任ということで、
他の方法を工夫されることをおすすめします。

胸像、犬


初心者の方に気軽にワックス造形を楽しんでもらうために生まれたカグラワックス。
古くて新しいこのマテリアルで、あなたの造形ライフがもっと豊かになりますことを。

かんたんワックス造形

▲こちらのページで、最低限の道具でワックス造形を気軽に楽しむ、
ごく基本的な手法をご紹介しています。ぜひご一読ください。

ソフトとミディアムの違い


より粘土的なソフト、粘土的に扱える温度域は狭いけど冷えたときに硬さのあるミディアム。
目的にあわせて使い分けてください。
溶かし合わせてお好みの硬さに調節するのもよいでしょう。

ソフト
完全に液化する温度 57℃
溶け始める温度 52℃
練ることのできる温度 33〜49℃
長さ50mm、直径6mmの棒の中点に800g/㎠の荷重をかけた状態(室温23℃時)
ソフト
柔軟性が高いため折れるというより曲がる感じです。
もちろん限度を超えれば折れます。

ミディアム
完全に液化する温度 56℃
溶け始める温度 51℃
練ることのできる温度 37~43℃
長さ50mm、直径6mmの棒の中点に1200g/㎠の荷重をかけた状態(室温23℃時)
ミディアム
硬いため、荷重限界を超えるとパキッと折れます。
しなる感じは小さいです。

注意事項

※本商品に限らず、ワックスは基本的に一次原型用のマテリアルで、
 実使用を前提としたものではありません。(蝋人形などを除く)

※溶かせば何度でも再利用できますが、気化したワックスは引火するおそれがあります。
 熱源の管理にお気を付けください。

※溶けた状態では一部成分が分離します。使用前によく混ぜ合わせてください。

※ハードワックスではありません。「硬い」という表現はあくまでも粘土系ワックス
 レベルのものであることをご承知おきください。

※温度が高すぎる状態ではパサパサした感じなので使うことはできません。
 練ることが可能な温度域まで冷ましてから練りはじめてください。

※天然の原料を使用しているため、ロットにより色に違いがありますが、
 品質に問題はございません。

内容量

120g(60g×2)

  • オススメ
商品コード:
kgrwax120med~kgrwax120sft

カグラワックス 120g

販売価格(税込):
1,980~3,600
関連カテゴリ: 便利アイテム
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